霧島市立天降川小学校

最初は，大型の紙芝居でした。おこった顔のコックさんが，キャンディーを作って食べて幸せになるお話でした。一枚めくられるたびに子どもたちは，大喜びでした。

座っている子どもたちは，じっと見入っていて鑑賞の態度も良かったと思います。

今日は，保護者の皆さんが昼休みに読み聞かせに来てくださいました。子どもたちが集まるまでは，指遊びなどで子どもたちを和ませてくださいました。

低学年の子どもたちが多く集まってくれました。

大まかに言うと，６年生が中学校へ進学したとき少しでも早くなじめるように，霧島市では架け橋プランという制度を取り入れています。それぐらい中学校への進学は，心配されています。そこで天降川小でも，何かできることはないかと，先生方の準備は大変ですが，算数や国語なども６年生は教科担任制にしてみようと考えました。

子どもたちは，新鮮な感じで授業を受けていました。中学校へ向けての自覚を促していけると感じました。

家庭教育学級が，開催されました。今回は，カラーセラピーの講座がありました。色が及ぼす生活や気持ちへの影響など教えていただきました。実習も交えながら楽しくためになる時間になりました。

家庭教育学級は，参加しにくい時間にあると聞く事があります。ですが，無理をして参加したとしても，有意義であることで満足できると考えます。子どもたち同様，自分たちも学び続けることが大事だと考えますので，次回はさらに大勢の受講者で開催できればと思います。

鹿児島にゆかりの作家である椋鳩十は，動物を題材にたくさんの物語を残しました。先生のお気に入りは，海上のアルプスという題の本です。実際には，いくつかの作品が収められていますが，この海上のアルプスは屋久島のできことが書かれているのです。

そして，椋鳩十の作品を紹介したコーナーも学校にはありました。見たことがありましたか。

他にも鹿児島県内のたくさんの場所がとりあげられています。それらを探すのも面白いと思います。子どもたちに薦めてみてはどうでしょう。

こういった頑張った姿を見ていただけたことが，とても嬉しかった音楽発表会でした。多くの方にご参観いただき感謝にたえません。こういった場でないと紹介できないので，もう一つだけ発表会に関係することを書きます。

先生方の指導と協力態勢です。学校ですから当たり前なのかもしれません。ですが，本校の先生方は，行事ごとに話し合い準備をして，練習や指導をしていきます。この活動，この行事で子どもたちにどのようなことを経験させ学ばせようかと，意図的に計画をします。出来はまだまだ十分ではありませんが，子どもたちが成長することを願って協力し合っていることは流石だと思います。ですので，保護者のみなさんも，これまで同様子どもたちの成長のためにご協力をお願いします。

今週も，学校公開を行っています。お時間をお作りいただきまして，子どもたちの授業の様子を参観においでください。お待ちしています。

最後の６年生は，小学校の集大成をという気持ちがこもっていました。「ラバースコチェルト」の有名な曲は，きっと練習を重ねたみんなに思い出の曲となって残り，中学生，高校生と成長の中で耳にしたとききっとこの6年生のことを思い出させてくれと信じます。そして，自分たちが天降川小学校の歴史を創った誇りを感じてくれることと思います。

歌声も，最後の言葉もりりしささえ感じる素敵なものでした。そして，最も感動的で流石に６年生は最高学年と見えたのは，校長先生の話を聞くときでした。さっと全員が校長先生の方を体ごと向いて聴いてくれたところです。

しめくくりもしっかりとできて良い発表会ができました。

「カントリーロード」の演奏を聴いて最初に感じたことは，「１年間するとこのように音が深くなっていくのだ」ということでした。そして，「野に咲く花のように」は，秋の優しい風に揺れるコスモスの野原の中にいるように感じるほど爽やかな感じがしました。

金管バンドの演奏で，世界に一つだけの花を全校合唱しました。体育館一杯に歌声が響き，音に包まれる感じが心地よかったです。

２年生の「泣いた赤鬼」は，昔遊びの実演を間に織り込みながら楽しそうに歌っていました。

悲しかったことが一つだけ，昔遊びといいながら，それらは校長先生たちが子どもの頃にやっていた遊びがほとんどだったことです。もう，校長先生たちも昔人間なのでしょうか。

嫌，それだけ，良いものは残っていくということで納得しましょう。

この本は，5年生の担任の先生がお勧めの本です。名作と言われ昔から子どもたちの愛読書でした。本の名前は「宝島」です。作者は，ロバート・ルイス・スティヴンソン

主人公はジム・ホーキンスという少年で，少年が片足の男におびえるとことから物語は始まり冒険へと展開していく。アニメ化されたり映画化されたりしている有名な話でもあります。わくわく感を味わってください。