今日の一冊
作: くすのき しげのり 絵: 石井 聖岳になります。「ぼくは いつも おこられる。」 妹を泣かせて怒られて,女の子を驚かせて怒られて,友達に先に手を出して怒られて。 お母さんや先生にいつも大目玉をくらっているこんな男の子。 ついつい「何で怒られるような事ばかりするんだろう?」,「どうして何も言わないの?」 なんて思ってしまう事もあります。でも,この絵本を読んではっとさせられました。怒られても言い返さない訳が,おかあさんや先生の笑顔が見たいからだなんて。 悔しさをぐっとこらえる横顔が途端にたくましく,愛おしく見えてくるのです。
大きな絵本で,子どもたちも楽しく聞いていました。
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