今日の一冊
フランソワーズが書いて描いた絵本,「マリーちゃんとひつじ」が今日の一冊です。水彩画で描かれた淡くきれいな絵は,子どもたちにも大人気です。
木の下にすわったまりーちゃんが,ひつじのぱたぽんに話しかけて話は進みます。「ぱたぽん,おまえはいつか子どもを一匹うむでしょう。そうしたら,その毛を売って,好きなものが何でも買える。」とまりーちゃん。すると,ぱたぽんは「子どもが一匹できるでしょう。そうしたら緑の原っぱに住むでしょう」と話します。まりーちゃんはさらに続けます。「ぱたぽん,おまえはいつか子どもを二匹うむでしょう」。こうして二人は,ひつじの子どもの数が増えるたびに,その毛を売ってどんなことができるかという夢をお互いに語り合うのです。1からの数が繰り返し話の中で出てきながら,物語は進んでいきます。
コメント