今日の一冊
内田麟太郎作の降矢なな絵の本が,教のおすすめです。
友だちに何か言いそびれてしまったために,そのことがずっと気になってしかたがないこと,言えばよかったのにと後悔することってありますよね。
キツネもヘビに「君も元気でね。」とお別れの挨拶をしたかったのに,出来なかったことを,ずっと気になっていました。それも,冬の間中。春になって,オオカミとキツネは友だちのところへ。もちろん,冬眠していたヘビのところにも。ちょっと引っ込み思案なヘビでも,「やあ,ともだち」と言われて,嬉しくないはずがないじゃないですか。「やあ,ともだち」とてもいい響きです。
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