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2014年12月 8日 (月)

乙武洋匡さんが、はじめての「翻訳」に挑戦した作品です。 ふだんは忘れてしまっている「大切なこと」に気づかせてくれる絵本です。これまでに伝えたかったことの必要な様子を抽出して訳された本がこれだと思います。題は「かっくん」です。クリスチャン・メルベイユ作,ジョス・ゴフィン絵そして乙武 洋匡訳です。

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みんながまんまるの,まんまる家族のおはなしです。いろいろな色で大きさもいろいろですが,形はみんなまんまるなのです。あるとき,まんまる家族に生まれてきた赤ちゃんは,まんまるでなく四角でした。四角の「かっくん」はみんなにかわいがられましたが,他の子どもたちと一緒に遊ぼうとしても,体が四角くてうまくいかず,仲間はずれになってしまいます。
ある日,子どもたちは森に迷い込んでしまいます。ところが真っ暗ななかかっくんの体が光り,みんなのピンチを救います。「なんだよ,おまえすごいな!」
皆と違う子も,その子の個性を認めて仲良くやろう,というテーマで書かれた本です。
「いろいろ いるよ。まんまる,ふとっちょ,しかくに おちび。みんな みんな ちがうけど,みんなで みんなで あそぼうよ」という最後の一文に,この作品のメッセージが込められています。

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