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2015年11月10日 (火)

今日の一冊

今日は,有名な「セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治の作品の紹介です。

ゴーシュの性格は粗野で,楽長に叱られた鬱憤晴らしに,弱者(生意気な猫)を虐めるなど卑屈な若者として描かれています。しかし動物たちへの無償の行為を通じて次第に謙虚さと慈悲の心が芽生え,それによって真に音楽を理解できる青年へと成長していったという物語になっています。

386年生のやまなしなど難解な作品も多いのですが,この話も深い話だと思います。高学年だけでなく挑戦してみてほしい一冊です。

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