今日の一冊
『もうすぐ1ねんせい』は,つよし ゆうこさんの作品です。
この春1年生になるのっくんに,お父さんからは素敵なおくりものを考えていました。それは,道具を使ってのっくんとお父さん二人で作るベッドです。出来上がったベッドで初めて眠った夜,のっくんは夢を見ます。翌日入学式を迎えたのっくんが,小学校へ行くのがとっても楽しみになる夢。さあどんな夢だったんでしょう。お父さんがベッドを作るにあたって集合をかけた道具達ーのこぎり,スパナ,金づち,おの,そして仲良し犬のチロ,皆絵本から飛び出して楽しそう。最後のページの「のっくんにゅうがくおめでとう」の絵が楽しいのです。
天降川小学校の一年生も,このように楽しみな気持を大きく膨らませていたのだろうと考えると,胸がほっこりとしてきます。みんな楽しいと思って,来ているでしょうか。


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