霧島市立天降川小学校

保健室の先生が，遠足と明日からの修学旅行に備えて救急用具を用意してくださっていました。子どもたちの楽しみにしている大イベントですから，先生方の準備も本当に細かなことまで大変です。その最中に写真にある物を出されて，「これ何か分かりますか。」と尋ねられました。

ケースの外からの写真で中が見にくいので知らない方には，何か全く分からないと思います。ちなみに，本校の若い先生に見せたところ「温度計」という答えでした。新品は，このようになっています。字が，読めるでしょうか。

書かれている文字は，「体温計」です。即座に答えた私には，「校長先生すごい。」という声。今の子どもたちには，体温計と言えばデジタル表示のものが当たり前なのです。このような昔の道具は，役に立たない・・・？。でしょうか？デジタルの体温計とは違い電池が要らないので割れない限りいつでも使えるわけです。古い物にも，良いところはあるのですね。物事は，いろいろな見方で見なければいけないということでしょう。